UMI Guide
フィットネス・体力強化

運動が続かないママへ|ピラティスが気になったら、はじめに知っておきたいこと

2026/6/19 公開 2026/6/20 更新

運動が続かないママへ|ピラティスが気になったら、はじめに知っておきたいこと

※本記事はアフィリエイト広告を含む場合があります。紹介する商品・サービスは筆者が実際に使用・検討したものに限定しています。

✅ 結論

  • 一般的な答え:ピラティスは体幹のインナーマッスルを整える運動。ダイエットや治療が目的ではなく、"健康な体の土台づくり"です。
  • 歯科衛生士ママ(ヨガもピラティスも経験)から:運動経験がある人はピラティス、少ない人はヨガから入りやすい。続けやすい方でOK。
  • おすすめの選択肢:いきなり入会せず"体験"から。産後まもない時期や持病がある場合は、始める前に医師へ。

📌 この記事でわかること

  • ピラティスってどんな運動?(ヨガとの違い)
  • 忙しいママに向いていると言われる理由
  • 始める前に知っておきたい注意点(産後・体調)
  • 続けやすい"体験"からのはじめ方

「産後、なんだか体が戻らない」「猫背で肩はこるし、運動はまったく続かない」——私(miumiu)自身、子育ての毎日で自分の体は後回しになりがちで、そんなふうに感じています。ジムに入っても結局通えずに終わった…という方も多いのではないでしょうか。

そんな中で気になっていたのが「ピラティス」。じつは私(miumiu)自身、ヨガもピラティスも経験してきました。その上で「これって何が違うの?」「運動が苦手でも大丈夫?」と最初に迷ったことや、続けてみて感じたことを、はじめての人が知っておきたいこととしてママ目線でまとめます。

※私はヨガもピラティスも経験していますが、指導者(専門家)ではありません。体の状態や持病、産後の時期によって向き不向きがあり、感じ方にも個人差があります。気になる症状があるときや産後まもない時期は、はじめる前にかかりつけの医師に相談してください。この記事は一般的な情報と、私自身の体験・考え方をまとめたものです。

そもそもピラティスって?ヨガとどう違う?

ピラティスは、もともとリハビリのために考案されたといわれる運動で、体幹(おなかや背中の深い筋肉)・姿勢・呼吸を意識しながら、ゆっくり体を動かすのが特徴です。激しく動くというより「正しく動かす」イメージに近いと言われます。

よく比べられるヨガとは、ざっくり次のような違いがあるとされます(どちらが良い・悪いではありません)。

  • ヨガ:呼吸とポーズで、柔軟性やリラックスを大切にする要素が強め
  • ピラティス:体幹や姿勢を意識して、筋肉を使う感覚を大切にする要素が強め

また、専用マシン(リフォーマー等)を使うものと、マット1枚でできるものがあります。スタジオに通う形のほか、最近はオンラインで受けられるサービスも増えています。

【体験談】ヨガもピラティスも経験して感じたこと

ここからは私自身の体験を少し。ヨガとピラティスは「どちらが上」ではなく、どちらの世界観が好みか・その時の心身の状態で選ぶもの、というのが正直な実感です。イメージとしては、ピラティスはフィジカル(体)からのアプローチが強め、ヨガはマインド(心)の要素が強め。私はその日の調子に合わせて選ぶようにしています。

とはいえ、ピラティスも体が整うと心まで整っていく感覚があり、結局どちらにも"心を整える"要素があると感じます。まわりを見ると、ピラティスはヨガより認知が薄く「ハードそう」と身構える人も多いのですが、どちらもその人に合った幅広いスタイルがあります。だからこそ、私は両方を一度試してみるのをおすすめしています。

私自身は、ピラティスを続けたことで体が整い、日常生活全般がぐっと楽になりました。可動域が広がって"中立の姿勢(バランスのとれた状態)"を取りやすくなり、それまで時折あった腰・肩・首の重さも、私の場合はだいぶ楽になったと感じています。体を内側から使う感覚がついてからは、自然と体のラインも引き締まってきたように思います。これも私にとっては嬉しい変化でした。

※これはあくまで私個人の感想で、効果や感じ方には個人差があります。痛みや不調が続くときは、がまんせず医師に相談してくださいね。

はじめの一歩は"どっち"から?(経験から思う、向き・不向き)

「結局、最初はどっちから始めたらいい?」とよく聞かれます。両方やってみた経験から、ゆるい目安をお伝えします(あくまで"入り口"の話で、最終的には合う方を選べばOKです)。

▼ ピラティスから入るのがおすすめかも

  • 過去に何かしら運動をしてきた方……これまでの運動の"延長線上"の感覚で取り組めることが多く、抵抗が少なめ。
  • 専用マシン(リフォーマー)や、スタジオ・指導者のいる環境に興味がある方……器具を使ったピラティスは、それ自体が新鮮で楽しいと感じやすいです。

▼ ヨガから入るのがおすすめかも

  • これまであまり運動をしてこなかった方……心理的なハードルが低く、始めやすいと感じる方が多いです。
  • まずは家で、マット1枚で気軽に・幅広く試したい方……ヨガは道具がいらず、自分のペースで取り入れやすいのが魅力。

とはいえ、これは"入り口"の目安。どちらも幅広いスタイルがあるので、ピンときた方から、まずは"体験"で試してみてください。

ピラティスは"体幹のインナーマッスル"を整える運動

ピラティスでいちばん意識するのが、体幹(おなか・背中・骨盤まわり)の奥にあるインナーマッスルです。表面の大きな筋肉ではなく、体を内側から支える"土台"の筋肉を、呼吸に合わせてていねいに動かしていきます。

とくに大切にされるのが次の4つの筋肉。家にたとえると分かりやすいです。

  • 腹横筋……お腹をぐるりと囲む"天然のコルセット"。家でいう
  • 骨盤底筋群……骨盤の下で内臓を支える筋肉。家でいう(産後にゆるみが気になる方も多い部分です)
  • 多裂筋……背骨に沿って姿勢を支える筋肉。家でいう
  • 横隔膜……呼吸で上下する筋肉。家でいう屋根

この"土台"が働くと、体の真ん中が安定して、姿勢や動きが整いやすくなると言われています。じつはピラティスは、もともと体を痛めた人のリハビリのために考案された運動(考案者はジョセフ・ピラティス氏)。今では医療・リハビリの現場や、トップアスリートのコンディショニングにも取り入れられています。"激しく追い込む"運動ではないので、運動が苦手な方でも入りやすいのが特徴です。

忙しいママに向いていると言われる理由

あくまで"一般によく言われること"ですが、ママの暮らしと相性がいいと感じる点を挙げてみます。

  • 予約して通う=習慣にしやすい:「時間を決めて行く」仕組みがあると、自己流より続けやすいという声が多いです。
  • 姿勢や体幹を意識する時間になる:抱っこや授乳、スマホで前かがみ…とママの体は猫背になりがち。姿勢を意識する時間を持てます。
  • 強度を調整しやすい:ゆっくりの動きが中心で、自分のペースに合わせやすいといわれます。
  • 自分だけの時間になる:自分をいたわる時間は、心の余裕にもつながります。

※感じ方には個人差があります。"やせる"や"不調がなくなる"といった結果を約束するものではなく、体を動かす習慣づくりの選択肢のひとつとして考えるのがおすすめです。

研究で報告されていること・"過度な期待"は禁物なこと

ピラティスは、健康や体づくりの分野で研究も進んでいます。たとえば——

  • 慢性的な腰の不調:複数の研究をまとめたシステマティックレビューで、慢性腰痛の痛みや動きやすさの改善に役立つと報告されています(運動療法のひとつとして)。ただし痛みがあるときは自己流で行わず、まず医師に相談してください。
  • 体幹・姿勢・バランス:体幹の筋力やバランス、動作の質を高めるのに役立つとされています。
  • 呼吸が深くなる:呼吸を意識するので、気分の切り替えや"ほっとする時間"になったという声もよく聞きます。

いっぽうで気をつけたいのが期待しすぎないこと。ピラティスはダイエットや、病気の治療を目的とした運動ではありません。「体幹が整った結果、体のラインに変化を感じる」という方はいますが、効果や感じ方には大きな個人差があります。"健康な体の土台づくり"という気持ちで、気長に付き合うのが続けるコツです。気になる不調や持病があるときは、運動の前に医師へ相談してくださいね。

海外では"医療"の一部?オーストラリアの"クリニカル・ピラティス"

日本ではピラティスというと「健康・美容・ダイエット」のイメージが強いですが、海外では少し違う顔も持っています。たとえばオーストラリアでは、ピラティスがリハビリ(臨床)の一部として根づいていて、「クリニカル・ピラティス」と呼ばれています。

  • 理学療法士(国家資格を持つ医療職)が治療の一環として用いる:腰や関節の不調、術後の回復などに対し、運動療法のひとつとして取り入れられています。
  • まず"評価(アセスメント)"から:体の状態や痛みの原因を専門家がチェックし、その人に合わせてプログラムを組むのが基本です。

保険制度との関係も独特です。2019年の民間健康保険の改定で、(当時はエビデンスが限定的とされ)"フィットネスとしてのピラティス"は還付の対象から外れました。一方で、理学療法士が治療として行うピラティス由来の運動は、理学療法として引き続き対象になりうる——という形で、"医療としてのピラティス"の位置づけははっきり残りました(その後、研究の蓄積を受けて扱いを見直す動きもあります)。

日本に暮らす私たちへのヒントは、「流行っているからやる」だけでなく、"自分の体の状態を知って、必要ならプロに見てもらう"という視点です。ピラティスは"ジムに行く"感覚だけでなく、体のメンテナンスのために専門家へ相談する場にもなり得ます。だからこそ、最初の"体験"で、きちんと見てくれる指導者かどうかを確かめるのが大切です。

始める前に知っておきたいこと

  • 産後すぐは、体の回復を最優先に:いつから運動を始めてよいかは人それぞれです。産後の時期は自己判断せず、医師に確認してから始めると安心です。
  • 痛み・持病があるときは医師に相談:腰や関節に不安がある場合は、はじめる前に相談を。
  • 無理をしない・回数より継続:頑張りすぎてイヤになるより、ゆるくても続くほうが体には届きます。
  • 合う・合わないは人それぞれ:一度で判断せず、まずは軽く試してみるのがおすすめです。

おうちでできる、はじめの一歩(呼吸+やさしい動き)

「いきなりスタジオはハードルが高い」という方は、まず呼吸と"お腹の意識"から始めてみるのもおすすめです。マット(なければバスタオルでも)があればできます。

  • ① 鼻で呼吸する:鼻からゆっくり吸って、鼻から細く長く吐きます。吐くときにお腹を軽く(2〜3割くらい)へこませるイメージ。これだけでお腹の奥のインナーマッスルが働きやすくなります。
  • ② あお向けで、片脚ずつ:あお向けで両ひざを立て、お腹を軽くへこませたまま、息を吐きながら片脚をゆっくり持ち上げ、吸いながら戻します。左右交互に、反動を使わずゆっくり。腰が反って浮かないよう、お腹で支える意識で。

ポイントは回数より"ていねいさ"。きつい・痛いと感じたらすぐ中止してください。産後まもない時期や、腰・関節に持病がある場合は、始める前にかならず医師に相談を。正しいフォームを知りたくなったら、次の"体験"でプロに見てもらうのが近道です。

続けやすい始め方|まずは"体験"から

いきなり入会すると「合わなかった」「通えなかった」となりがち。まずは"体験"から始めて、自分に合うか確かめるのがおすすめです。チェックしたいのはこのあたり。

  • スタジオの場所・時間が、生活リズムに無理なく合うか
  • マシンかマットか、グループか少人数か(雰囲気が合うか)
  • 料金体系(体験料・入会金・月額)と、続けたときの総額
  • オンライン対応があるか(家事・育児のすきま時間に使えると続けやすい)

気になるスタジオが見つかったら、まずは"体験"から。自分に合うかどうかは、実際に受けてみるのがいちばんの近道です。

よくある疑問にお答えします

はじめる前によく聞かれることを、忙しいママ目線でまとめました。体の状態には個人差があるので、不安なときは医師や専門のインストラクターに相談してくださいね。

  • Q. 運動が苦手でもできますか?
    ゆっくりした動きが中心なので、運動が得意でない方でも始めやすいといわれます。最初はうまくできなくて当たり前。少しずつで大丈夫です。
  • Q. 体が硬いのですが…
    柔らかさを競うものではありません。「体を動かす習慣」をつくるのが目的なので、硬くても問題ないとされています。
  • Q. 産後いつから始められますか?
    回復には個人差があり、ひとことでは言えません。産後の時期は、始める前にかならず医師に確認してください。
  • Q. ヨガとどちらがいい?
    目的しだいです。リラックスや柔軟性ならヨガ、姿勢や体幹を意識したいならピラティス、と言われます。両方試して合うほうを選ぶ方も多いです。
  • Q. 費用はどのくらい?
    スタジオ・回数・マシンの有無で幅があります。体験料と、続けたときの月額・総額を、申し込み前に確認しておくと安心です。
  • Q. 家でもできますか?
    マットがあれば自宅でできるものもあり、オンラインのサービスも増えています。通う時間がとりにくいママには、続けやすい選択肢です。

まとめ|完璧じゃなくていい、"続けられる形"で

ピラティスは、体幹や姿勢を意識しながら、自分のペースで続けやすい運動のひとつ。産後や運動不足で体が気になるママにとって、「自分のための時間」を持つきっかけにもなります。

大切なのは、頑張りすぎないこと。まずは体験から、無理のない形で試してみてください。自分の体をいたわることは、めぐりめぐって家族のためにもつながります。

👉 あわせて読みたい:忙しくて運動が続かない人へ|日常の「つまみ食い運動」で健康になるコツスマートウォッチで変わった私の運動習慣

※本記事は一般的な情報と、忙しいママとしての体験・考え方をまとめたものです。体調や産後の時期によって向き不向きがあります。不安なときは医師にご相談ください。

⌚ 運動習慣づくり

体づくりの近道は「続けられる仕組み」。私の運動習慣が変わった工夫を紹介しています。

▶ スマートウォッチで変わった運動習慣を見る▶ HIITとLISSの使い分けを見る 楽天でフィットネス用品を探す